財界さっぽろ連載【若者はオフィス環境を重視する】

今月は、オフィス環境を重視する若者が多いという現実を書かせて頂きました。

企業見学で、社内に足を踏み入れたとたんにガックリ肩を落とした学生、そのうしろ姿を見て社長は判ってしまいました。

そこには、シミがついたカーペットや壊れて斜めに下がっているブラインドがあったのです。

時間も費用もさほど掛からず、修理出来ました。

 

「物を大切にしない企業は人も大切にしない」

この若者に限らず、毎日働いてくれている社員さん、顧客様もそう思ってみているかも知れません。

就職先を決めた理由、第三位に《オフィスの雰囲気》が入っています。(ディスコキャリタスリサーチ調査2020)

 

若者はオフィス環境を重視する、という前提で一度オフィスの見直しをしてみては如何でしょうか。

 

 私が今、最も心配しているのは、コロナ禍で思うようにコミュニケーションを取れず苦しい思いをしてきた学生たちが社会に出てくる事です。

以下は大学4年生の甥との会話です。

 

私 「コロナ禍で授業のほとんどがオンラインの時期が長かったから、大変だったね。」

(授業への熱量維持や仲間と会えない寂しさなど含めて)

甥 「僕らはまだ良いんだよ。会えない時期も連絡を取り合える仲間を一年生の時につくれたから。それより後輩たちが可哀そうなんだよ。大学生らしい体験をほとんど経験できず過ごしているからね。」と彼は言いました。

 

これから彼らは、社会に出てきます。

若者のコミュニケーション力の少なさを嘆いている訳にはいかない時代になってまいりました。

彼らが安心してコミュニケーションできる場づくりが、採用や生産性、離職率に寄与していくと実感しています。

 

 

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