五感とオフィス環境~視覚で生産性UP

こんにちは鈴木いずみです

先日、コールセンターに勤務する社員の方とお話しする機会がありました。

商品の修理や苦情などを受け付ける部署で、お話を聴くと多くのストレスを感じている事が解りました。

 

唯一心が休まる場所である食堂は、コロナ禍でテーブル1台につき1名のみ座る事になり、席が足りないため自席で食事を摂る人もいるとの事。

社員のストレス緩和へ、企業の気持ちが向かない事は珍しくはないとはいえ、聴いていて大変残念に思いました。

ストレスを少なくする事は、仕事のスピード、精度が上がり生産性向上へ直結すると考えるからです。

デスクで食事を摂る人の視線の先に、何が見えているのかが気になります。

 

視線の先に書類が積まれていたり、〇〇件達成!などノルマが掲示されていたら。。心は休まりませんね。

仕事中も休憩時間も常に緊張しているとも言えます。

オンとオフを上手く切り替えて、気持ちよく働いて頂きたいと思います。

 

実は、五感の中で視覚からの情報が一番多く、80%以上という研究結果もあるんです。

オフィスにお勧めする色使いについて触れてみましょう。

 

 

以前は、白い壁、グレーのスチールデスク、収納、床もグレーのカーペットが一般的でした。

近年は、脳に影響を与えるといわれる人間の【快、不快】を意識した色彩計画が増えました。

 

休憩室にお勧めの色は、ブルー、グリーン、木の色。

脳をリラックスさせ心を落ち着かせる色です。

椅子の張地、観葉植物、木製のテーブルや椅子で、執務室とは異なったイメージを創るのも良いですね。

観葉植物は床に置くタイプの他、近年では絵画のように壁に掛けて楽しむものも出ています。

お手入れの頻度や温度など鑑みて選択すると良いと思います。

 

次に会議室

活発に意見交換をしたい場合は、赤やオレンジをお部屋に加えることをお勧めします。

部屋全体に使うことは注意が必要です。特に赤は、体感温度、血圧をあげるという実験結果もありますから、アクセントに壁の一部、やディスプレイ、絵画などに使うのが良いと思います。

 

 

 

調和をもたらすといわれるブラウンやグレーも会議室に適しています。

只グレーは、エネルギーを欠く色です。

使い過ぎるとやる気を削ぐ色、とも言われていますので分量に注意が必要です。

 

色を上手に使って、快適空間で生産性向上につなげてください。

 

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