その空間には企業理念があふれていた

こんにちは鈴木いずみです

 

前回はこれからのオフィス環境づくりのヒントが沢山詰まっている!と感動したサツドラHDさんの見学体験をお伝えしました。

今日は同じビルの1Fにある店舗について書いてみたいと思います。

 

「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」という経営ビジョンは店舗にも表れていました。

まず入店して驚いたのは、ここは本当にドラッグストア?という雰囲気づくり、天井も高くて開放的!

 

食品の割合も多く、おしゃれなスーパーのようです。(価格帯はお手頃です。)

 

オフィス同様木の香りを感じる優しい空間でした。

目についたのが道産品コーナー、道内各地のクラフトビールが並び、コラボで開発されたものもありました。

 

奥には、キッチンがありお弁当やおかずが販売されていました。

これも驚きでした、ドラッグストアだという事を又忘れてしまいます。

地域の方に温かな料理をお手頃価格で利用して頂きたい。社員たちには逆に近隣の店へどんどん出掛けて頂き交流を深めて貰いたい、という企業の思いがあるそうです。

 

購入したお弁当や、オリジナルコーヒーが飲めるコミュニティスペースが窓に面して設えてありました。

そのスペースはまるでおしゃれなカフェで、覗いてみるとあらゆる世代の方々がゆっくりと時間を過ごされていました。

学生さんたちの勉強の場にもなっているとの事。

横には、コミュニティルームがありました。

地域の方々に、会議や集会などに利用して頂く目的で創られたそうです。

 

上に本社があるこの店舗はこれからのサツドラを表現したもので、本気度を表す事が出来た、と案内下さった伊藤さん。

他の店舗で規模は同じものは作れないけれどもコンセプトは同じで、【地域のあらゆるヒト・コト・モノをつなぎ、新たな未来を創造する事に貢献する】という思いで、地域のコミュニティにつながる仕掛けは今後ほかの店舗にも反映して行きたいと仰っていました。

 

 

空間を見ただけで、その企業の理念やこれからの展開が垣間見れる、とても素敵な事と思いました。

社員たちはその思いを受けとり、どんな風にこの企業で役立っていくか方向性が見えるのだと感じました。

 

後方で見学されていた学生さんが、ウキウキした表情だったのを今想い出しています。

きっとあの学生さんたちにも企業の想いが伝わっていたのだと思います。

 

オフィス空間環境を提案する立場の人間として、こんな風に顧客様に寄り添った提案をしていきたいと強く思いました。

とても温かなものを頂いた見学会でした。