先だって日経オフィス賞を受賞されたサツドラHD本社様を見学させて頂きました。
デザインはLINE本社を担当された方だそうです。
1F店舗、2Fシェアオフィス、3F本社となっています。
2Fのドアを開けてまず、目に飛び込んできたHUB SPACEの文字
ミーティングやランチ、休憩、それぞれの空間の使い方をシェアオフィスやコワーキングとして契約の企業に解放されています。
社内外の人々が一体となり過ごすことで学び、気づき、イノベーションを興す目的だそうです。
シェアオフィスは東京企業も多く、サイバーエージェントなどプロジェクトを一緒にされている企業名がありました。
大小26室ある会議室は、いつも埋まっているそうで、全ての会議室には北海道の動物の名前が付けられていて、一番大きなこの部屋にはひぐまの名前が。
企画や相談、ここはいつも誰かが新しい何かを行っている空間、だそうです。
BOOK LOUNGE ゆったりスペースにレイアウトされた幅広い分野の本、本、本!
道産木材を使った書架には3000冊の本があるそうです。
社員やシェアオフィス利用者に解放し、自由に読めて貸し出しもOKだそうです。
注目したのは、社長や役員がセレクトした本
そして、女性月刊誌のコーナーは、旬の商材を扱うサツドラバイヤー必須の本だそうです。
サツドラの歴史コーナーもありました。
若い方々に会社を知ってもらいたくて、と仰っていました。
木の香りあふれる階段を上がって3Fへ
2Fから続くBOOK LOUNGEをぐるっと四方囲むのがオフィス
ここで本社社員200名が働いているそうです。
オフィス内は見学不可でしたが、働く人の様子を遠くから伺えました。
営業職はノートPCでフリーアドレス、管理経理は固定席
余計な緊張感がなく、のびのびと働かれている雰囲気を感じました。
7割の方がテレワークされ、中にはほとんど出社されない方もいるそうで、対面で接するときに生ずる余白の会話をどう代替えするかがこれからの課題との事。
それでも、道産の樹の香りに包まれた空間はテレワーク中心の方にとっても出社したくなる空間だそうで「今日は気分転換に会社で仕事」という方もいらっしゃるようです。
私たちの後ろで、数名の学生さんが同じように見学されていたのですが、その様子がとてもワクワクされているように見えました。
以前私は、企業訪問で案内下さった担当の方から「うちの会議室に入ったとたんに学生達ががっかりするのがわかるんですよ」と仰っていたのを思い出しました。
サツドラさんは間違いなく、企業訪問で学生たちがわくわくする空間!
これからの時代の採用は、学生をわくわくさせられるか?がキーワードになるのかも知れません。
今後は、大学や教育関連との連携事業を増やして行きたいと仰っていました。
サツドラHDの経営ビジョン「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」は本社にも、そして1Fの店舗にも表れていました。
写真は案内下さった社長直轄グループCIチーム伊藤さん、感謝致します!
次回は店舗について書きたいと思います。