部署間のコミュニケーションが少ないと悩む社長へ

こんにちは!
先日勉強会でご一緒した社長から「部署間のコミュニケーションが悪く、業務に支障をきたしているんです」と悩みを伺いました。

社員同士が顔を合わせるタイミングはほとんどない事を伺い、空間の専門家として申し上げた事は【出会う仕掛けを作る】です。

顔を見て会釈するだけ、一言挨拶するだけでも、それがコミュニケーションの第一歩となります。

 

最近提案させて頂いた例では、トイレの近くに給茶機を置き、立って休憩できるハイカウンターを置きました。
社員の日々の行動流れの途中に、立ち寄りやすい場を作る事で「さあここでコミュニケーションして下さい。」ということなく自然に会話が生まれる場となるように思います。


しかし、場を作ったからと言ってすぐに人が集まるとは限りません。

そんなときは焦らず、どうぞ時間をかけて様子を見て下さい。

立ち寄りたくなる場所にするために、少し工夫を加える事が必要かも知れません。

 

私は、工事家具納品が終了後、最後の仕上げに植物や雑誌等ディスプレイをお手伝いしています。

社員の年齢男女比など鑑みてカフェ巡りの本や、車での出張が多い企業様ですと、道の駅情報の本などを置くのです。

そうすると、次回訪問した時に、社員の好みの本が増えていたりするんです。

 

そんな時「やったー!仕掛けが成功した!」と心の中で叫びます。

社員がここを居心地よいと感じてくれている、と判るからなんです。

 

この最後の仕上げが、社員が立ち寄りたくなる場になるかどうかを左右するのでは、と実感しています。

四半世紀空間に関わる仕事の中で、モデルルームやショールームのディスプレイを経験しました。

人がいる気配、温かさを感じてもらうため、最後にサムシングを加えます。

工夫をちょっと加える事で、人が心地よい!と感じる空間になるんです。

休憩室や社内カフェを作ったのに、社員が集まらないんです。。という社長がいらしたらどうぞご相談ください。

きっと素敵な場になりますよ。

 

 

社員満足度を上げて生産性を向上する!オフィスの素敵な空間と企画
鈴木いずみでした

 

ご相談はいつでもこちらからどうぞ