社員満足度向上!業績向上!オフィスリニューアル

地元企業の就職希望ランクキングで、中小企業では最上位、6位を獲得した企業があります。

岡山市「石井事務機センター」(現在は㈱WORK SMILE LABO)は従業員30名の企業です。

 

四代目石井聖博社長は、大学卒業後修行のため大手OA機器メーカーに就職。5年目を迎えた頃、先代社長御父様から呼び戻されました。初出社した日に、まだ名前も知らない社員から「退職したい」と相談を受け驚きます。

気軽な気持ちで戻った石井氏は、この後会社が大変な事になっている状況を思い知る事になります。

 

曽祖父が筆や墨、万年筆を扱う店を開業されたのが108年前。100周年を前に事業に陰りが見え、取引銀行から「事業のやり方を変えない限り支援出来ない」と言われます。

 

その後、先代との経営に対する考えの違いが先鋭化し激しくぶつかり合う期間が続きます。そうした雰囲気の中管理職を含む5,6名が一度に辞めて行く事もありました。ひとときも心が休まる時がない月日が過ぎ、ついに会社は不渡りを出す寸前まで追い込まれます。

 

社員達と本音でコミュニケーションしようと考えた氏は面談を開始します。一人15分の予定が、最初は30秒も持たなかったとの事。「言いたいことは何でも言って」と話しても全員が「何にもないです」という状態だったと振り返ります。

 

それでも続けると、本気が伝わったのかだんだんと社員たちは意見を言ってくれるようになったそうです。

その後、父から事業を受け継いだ氏は、時代に必要とされる事業へ移行して行きます。IT活用を支援するパソコンパトロール事業でした。ここから生み出されたのが、後の「オフィス環境のトータル提案をする」というビジネスモデルでした。

 

氏が願った”社員が笑顔で働ける企業”は現在、自社だけでなく「多くの人が笑顔で働ける会社づくりのお手伝い」という形で広がっています。《以上 理念と経営4月号より引用》

 

 

◆社員と本音でコミュニケーションを願った社長のオフィス環境づくり

ひとりでも多くの社員が笑顔で働ける会社に!石井社長のこれまでの道のりをお聴きすると自社だけでなく、そういう会社のお手伝いをしたい、という理念に繋がっている事がわかります。

コンセプトは”若手や女性がここで働きたい」と感じるようなデザインのオフィス

さてどんなオフィスなのでしょうか。

毎日違う席で、コミュニケーション活性化に繋がったというフリーアドレス席。採用率が向上したそうです。

 

デスクワークに疲れた時や、外回りから戻って一服したい時の゙仕事゙と断絶された優雅な空間(担当者)

明るく清潔でオープンなイメージのこの場には、イベントの告知、有難うカード、皆が情報を得るための書物や新聞が並んでいます。社内コミュニケーションを円滑にするツールが散りばめられています。

 

その他、場所と時間によって天然アロマの香りを使い分ける実践をされています。ちょっとした気遣いで「気分よく働けそう、社員を大切にしてくれそう」など、社員のメンタルに大きな効果を上げています。

 

BGMとして音楽も。本社にはショールーム機能があり、実際に最新の環境で働く事で様々な提案に繋がっているとの事。《ここまで㈱WORK SMILE LABO ホームページより引用》

 

◆自然とコミュニケーションしたくなる設えで変わる空気感

 社長と社員そして社員同士のコミュニケーションを活性化する為に、月に一回食堂で社長自ら料理をされている社長がいらっしゃいました。何年も続けていました。実は社長が考えられていた効果はあまりありませんでした。後で判った事です。残念ですがお昼休みは自由に過ごしたいと望む声もいくつか上がりました。社長の意図を理解するなかで、伝えられなかったのですね。何かしら査定に響く、と考える社員も多いです。

 

ご相談を受けた時、お伝えする言葉があります。「社長は、あまり頑張らないで下さい。場に頑張って貰いましょう」と。社員が自然とコミュニケーションをしたくなる設え、オン・オフを切り替えて深呼吸できる設え、そういう工夫を凝らした場所が社内にあれば、流れる空気が少しづつ変わって行くのだと経験から確信しています。

 

自分は会社から大切にされいているかどうか?社員は敏感に感じ取ろうとしています。

社員を大切に思う社長の、相談人として笑顔を社内に増やすお手伝いをして行きたいと思います。

 

㈱WORK SMILE LABOのHPはこちらです。