オフィス診断に伺って驚くことがあります。
使用していない部屋が結構あるという事です。
先日訪問した企業様にもありました!
月に1度しか利用のない会議室、ほとんど出入りがない食堂などなど・・
そんな部屋に出逢う度、もったいないなぁ!と思います 。
なぜかというと・・
オフィス診断に呼んで下さる企業様の多くは、社長と社員、社員間のコミュニケーションを改善したいと考えていらっしゃる場合が多いからです。
設えを少し変えるだけで社員が集いたくなる場に変わる!と仕事柄、直感的に感じてしまうのです。
テーブルや椅子の向きを変えたり部分的に新調する事で、多目的利用可能な部屋に変身する場合があります。
大企業であれば、プロジェクトチームを組んで、部署内外のコミュニケーション具合や社員の意向など、後戻りしないよう慎重に調整しながら進めなければならない事も多いでしょう、時間も掛かります。
でも、社長の声が社員に届く会社であれば、少しずつ改良し様子を見ながら進めるという事も可能だと思うのです。
不思議なことに、社長がオフィス改善の為の行動を開始する辺りから、社内の空気が変わって行くのを感じます。環境を良くしようと尽力する社長の姿勢が、社員に伝わるからなのだとおもうのです。
改革の必要を考えられているなら早めに行動に移す事を、私がお勧めしている理由です。
その時、少しだけ気を遣っていただきたい点があります。
最近若い層に人気があるのは、黒い家具に真っ白な内装、これは住宅でも若者の主流なのですが、カラーと心理から視ると黒白対比は緊張を生む組み合わせでもあるのです。
もちろん面積によるのですが。
オフィスの世界でも、最近黒い家具が現れてきました。
若い方中心に社員の好みを優先すると、本来の目的が逆効果となってしまう可能性が否めません。
コミュニケーション活性化を目的にする場合、心に優しい色あい・素材をお勧めします。
理想的な空間をイメージし、社員の声も加味しながら進めることをお勧めします。
迷われた時はどうぞ専門家にご相談ください、失敗しない設えのご提案をさせていただきます♪