新居に伺うと、南西向きに床までの窓が三ケ所ありました。
空間のアクセントと考えると、お好みの色やインテリアに合う色を選択することも多いのですが、窓が多い場合、カーテンがインテリアイメージを左右する事が多いので、慎重に選んで頂きました。
空間に圧迫感が出る事を懸念され当初レースのみを掛ける予定でしたが、南西向き窓である為夏~秋の遮光遮熱効果、冬季の保温効果など予想して厚地も掛ける事になりました。
※他に特殊な金属繊維が太陽光を反射する仕組みの遮熱カーテンもあります。
K様ご夫妻とカーテンショールームへ同行、気になる数点のサンプルを新居の窓に当ててイメージを掴んで頂き決定しました。
レースの大きいバラの花が美しく見えるよう其々のヒダ数を調整しました。
趣味でビーズを楽しまれる奥様手作りのタッセルは、カーテンに合わせ製作されたものなので、コーディネート感があり、とっても素敵なオンリーワンのインテリアが出来上りました。
リビングが楽しい!とお子様にも評判との事、ご主人からもメッセージを頂きました。
厚地カーテンは、光漏れ防止の目的で、リターン仕様にしました。(右写真参照)
カーテンの両サイドにそれぞれ110mmのリターン分ヒダを取っています。
東向きにベッドを設置する場合、朝の強い光を避けられます。
もう一方の窓には、カーテンと色合わせしたプリーツスクリーンを設置、柔らかい光が通ります。
”今年はエアコンをなるべく使わずに過ごしたい”というご相談でした。
(レースカーテンは前年度に施工済)
プレーンシェードとレースの間にスペースがあったので、遮熱効果の高いロールスクリーンを取付けました。
圧迫感が出ないよう、白系の色を選んでいます。
ロールスクリーンは使用しない時は上部にシェードの裏に見えなくなる為、他の窓と違和感なく納まりました。
ロールスクリーンを下げてお仕事へ出掛け、夕方戻ると涼しくてエアコンは殆ど付けていないとの事です。
他、窓回り商品の省エネ方法をいくつか紹介させて頂きます。
◇腰高窓でも、カーテンは床ぎりぎりのラインまで吊る
◇遮熱効果を謳った裏地を付ける
◇厚地とレースの間にカーテンをもう一枚下げる
◇遮熱スラットのブラインドを付ける
◇ダブルハニカム(蜂の巣)構造の不織布スクリーン等
イズコーディネートオフィスでは、ご希望と状況に合わせた省エネ商品のご提案をさせて頂きます。
こちらより、お気軽にお問合せください。